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■設立趣旨

いまや世界をあげて技術革新の時代であり、特に科学・産業技術の進歩は経済社会の発展と国民生活の向上に不可欠な
要素となっています。

しかしながら、利便性と快適性を求める人間の要求は肥大化し、その結果資源の濫用をもたらし、地球環境の汚染問題や
エネルギー問題、また、様々な方面での物の安全性問題が起こっています。

このような中、財団設立の提唱者である廣沢清は、「ものづくり」の原点である各種機械生産技術や加工技術の革新に
いち早く着目し、限りある資源の有効利用により、資源の消費を抑制し、環境への負荷を軽減させるべく生産、加工業務の
省力化・合理化等、技術革新を図り、わが国産業経済の発展に大きな貢献をしてきました。

最近(平成19年)では、その卓越した技能により長年の業界振興につくした功績が認められ黄綬褒章を受章いたしました。
今日の日本の繁栄は、各分野における科学・産業の絶えまない研究によって産業経済を高度に発展させてきましたが、
今後更に「ものづくり」の国際競争力を堅持しつつ、雇用を確保して研究開発能力及び人材養成能力を強化し、基盤技術の
強化と先端技術への挑戦が必要となってきております。

これからの技術革新は科学・産業の発展と同時に環境や人間が調和する技術体系を構築していくことが重要であることから、
今後の科学・産業技術の調査、研究、及び関連活動に対する助成等を行うことにより、茨城県を中心とした地域における
環境調和型の科学・産業技術の研究開発及び地域社会の健全な発展が推進できるものと確信しております。
このようにわが国産業の発展と振興に寄与することを目的として、広く社会に貢献したく財団の設立を決意したものであります。


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