お知らせ 平成25年3月18日


平成24年度研究等助成受領者10名を決定し、3月18日に贈呈式を開催しました

財団法人広沢技術振興財団は平成24年度の「試験研究助成」受領者8名、「知識普及助成」受領者1団体、「調査研究助成」
受領者1名の計10名を決定しました。助成金の総額は1,775万円です。

本財団は平成19年度以降、ものづくり技術の高度化を通じ茨城県の産業振興へ寄与することを目的として「研究等助成」事業
を実施してきました。具体的には、@ものづくり技術の高度化を図るための「試験研究助成」(1件当たり原則として200万円
以内)、Aシンポジウム開催等の「知識普及助成」(同100万円以内)、Bものづくり技術の動向に関する「調査研究助成」(同
100万円以内)です。尚、本財団の特長として、助成制度への応募資格は茨城県内の企業・研究者に限定しています。

今年度は1月15日に応募を締め切り、「試験研究助成」には25件の応募があり、審査の結果、(株)アート科学(佐藤栄作社長、那珂郡東海村)、スターエンジニアリング(株)(星勝治社長、日立市)をはじめ8名に決定しました。
「知識普及助成」は3件の応募の中からリーダー育成セミナーを提案した「いばらきものづくり未来研究会」(今橋正守会長)が
選定されました。また、「調査研究助成」には3件の応募があり、筑波大付属病院の窪田道夫氏に決定しました。

今年度の応募状況を見ると幾つかの特長が見られます。第1は、助成採択の競争率が3倍強に達したことです。これは
ものづくり技術について関心が高まっていることの表れとみられます。2点目は、応募者・受領者とも企業、それも研究開発・
技術開発型の中小企業や研究所発ベンチャービジネスが多いことです。第3には、研究テーマは基礎研究よりも実用化に
向けた研究や技術に傾斜していることです。

各受領者の詳細は「助成実績ページ」をご覧ください。研究等の内容も同ページ内にPDFで掲載しております。


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